地元の米、水、技で醸し、地元の方に愛されてこその造り酒屋。伝統と革新のバランスを取りながら、この蔵でしか出せない味「旨味があってキレがよい、知らないうちに飲んでしまう飲み飽きしない酒」にこだわっている。
「御前酒」蔵元 杜氏 辻 麻衣子
(備中杜氏)プロフィール
- 1977年
- 生まれる。
- 1994年
- 岡山県立岡山城東高校入学
- 1996年
- 同校卒業
- 1996年
- 中央大学総合政策学部国際政策文化学科入学
- 2000年
- 同校卒業
- 2000年
- 株式会社辻本店入社 酒造りを始める。
- 2005年
- 杜氏技能検定 2級取得
- 2007年
- 前杜氏の急逝のため杜氏就任
受賞歴
- 2007年?2012年 6年連続広島国税局清酒鑑評会 純米酒の部 優等賞受賞
- 2011年 備中自醸清酒品評会 6年連続金賞 優等賞名誉賞
- 2012年 ワイングラスで美味しい日本酒「菩提もとにごり火入れ」金賞
- 2013年 オカヤマアワード地産品生産者賞受賞
目指す酒質:杜氏 辻 麻衣子
「旨味があってキレがよい」が御前酒の代名詞。
知らず知らずに盃が進む飲み飽きしない酒を目指しています。
一口飲んで「美味い」と感じる酒は、飲み続けると飽きてしまいます。それに比べて、米の旨味を感じながら後口のキレがよいお酒は、自然と盃が進みます。
【原料のこだわり】
地元の米と水で醸し、地元の方に愛されてこその地酒。原料の米は岡山県産にこだわり、大地の恵みである旭川の地下伏流水を汲み上げ、そのまま使用しています。米、水、風土が混然一体となって酒の味となって現れます。
【造りのこだわり】
「良い酒」とはどんな酒か?熱心な若い蔵人たちとともに、日々試行錯誤しながら酒造りに励んでいます。どんなによい機械や設備があっても、それを使う蔵人に「酒を想う気持ち」がなければ良い酒はできません。よりよいものを求める気持ち、誠実に酒に対峙する姿勢、造る者の人間性が必ず酒の味となって出てきます。