純米吟醸 如意山(にょいさん)雄町 - 1800ml
岡山県産雄町米を全量使用し、55%まで磨き醸しました。上品で華やかな香り、口に含むと雄町米らしいふくよかな旨味が感じられます。冷酒でいただくとやわらかさの中に凛とした味の芯を感じられます。
「如意山」とは当蔵元の裏山の名称。当蔵元には多くの文人・墨客が訪れました。昭和初期に歌人与謝野晶子が蔵元に逗留した際に、山を愛でながら詠まれた歌「深山木の緑の波の重なれる 如意の麓の客房の朝」に由来します。
商品スペック
原材料 | 米(岡山県産)、米麹(岡山県産米) |
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使用米/精米歩合 | 岡山県産雄町米100%使用 / 55% |
アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | 3.0(やや辛口) |
酸度/アミノ酸度 | 1.6/1.1 |
温度
冷や | ◎ | ぬる燗 | |
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常温 | ○ | 熱燗 |
おすすめの肴
当蔵元の辻家では、明治から昭和にかけての当主が、文化的な活動にも積極性であり、自ら書画を嗜むことから、文人墨客が訪れることが多く、与謝野鉄幹、晶子夫妻の逗留をはじめ尾上紫舟、碧梧桐等が画帳、色紙に筆跡を残している。また、旨酒をこよなく愛した明治の文豪、谷崎潤一郎は当地で「細雪」を執筆していたことは意外に知られていない。